MASHに憧れ、FIXED GEAR BIKEの新しい感覚にのめり込んでいくと、次はやはり仲間の映像や写真を発信したい!って人が多かったと思います、約10年前は。みんなBLOGやってましたよね?
まさに僕のその通りで、夜な夜な撮影に出かけていたあの頃が懐かしいです。
最初は全然カメラの事わかんないから、ブレブレの写真、ISO感度上げすぎのザラザラ写真、内蔵ストロボ直焚き写真、とりあえずF1.8で撮って背景がボケてりゃいいって写真・・・みないなやつを量産してましたね、懐かしい。恐らくあの頃の皆必ず通った道じゃないでしょうか。
知識や経験・技術が増えていくと、やっぱり好きなフォトグラファーって出てくるんですよ。
最初はやっぱMASH。MIKE MARTINとGABE MORFORD。この二人は外せない。やっぱり彼らの写真は今見てもグッときますね。
SF繋がりで行くと
TCB Courierのオーナー兼フォトグラファーとしても活躍しているJDRことJohn Daniel Reissが素敵。このフォトブックはSFを舞台にした写真がてんこ盛り。MASH好きなら唸る写真多数。
自転車に乗ってカッコいい瞬間をキメて撮った感じのものは多くないんですけど、やっぱ空気感がイイ。SFへの憧れが募ります。
因みに「RUNNERS」ってZINEも持ってますが、こちらもかなりアツイ。
最初はFIXED GEAR BIKEにしか興味はなかったけど、徐々にシクロクロスやロードバイクに興味が。
その時に知ったAndy Bokanevというフォトグラファー。数年前の野辺山シクロクロスにも来ていましたね。その時サイン貰えば良かった・・・
彼が撮ったロード世界選手権のサガンの写真をMacBookの壁紙にしています。
そして友人でもありますが、東京を拠点に活躍の舞台をどんどん広げているnb君ことNobuhiko Tanabe
春に発売した「MONUMENTS」は春のクラシックレースRonde van VlaanderenとParis Roubaixの熱狂を1冊にまとめたフォトブックです。めちゃアツイ。見てほしい。
「CROSS IS HERE」は2017年2月にルクセンブルクで開催されたシクロクロス世界選手権をまとめた1冊。これまたアツイ。見てほしい。
そろそろCROSS IS HEREは新作が出るんじゃないかな!?楽しみだ!!
3名に共通していえることは、当たり前だけど「瞬間を切り取ってる」こと。
その現場にいることがフォトグラファーとしてなにより優れていることかもしれないけど、やっぱり「瞬間」そしてその瞬間の前後をイメージさせるような1枚って、見てて高揚しますね。
あとは僕の好みになりますけど、「現像」がイイ。フィルムと違って(フィルムももちろん覆い焼き、焼き込みなどありますが)撮影後PCで現像作業することが一般的だと思いますが、彼らは現像がイイ。
インスタの影響か明るめ、ハイコントラスト、周辺光量落とし気味って写真が多い昨今、やっぱそれとは一味違った画作りですよね。(インスタ写真と比べてどうするって話ももちろんありますが)
いやー、大いに刺激を受けます。撮ってないことはないんですが、もう一歩踏み込んでまた撮影するぞ。と決めました。